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3Dプリンタで出力された樹脂の色はたいていアイボリーなどです。それを染料にて染めるノウハウをここに書きます。
今回の材料はuPrintのモデル材を使用しました。
用意するもの
- ステンレス鍋
- 温度計(100度まで測れるもの)
- 樹脂染料SDN
- 1リットル瓶
- コンロ
- バケツ
- 染める樹脂モデル
- タイマー
染料が服やカーペットなどについた場合は取れなくなります。染料がこぼれても良いように(というより必ずこぼれます)作業は洗い場などやシートなどを敷いて行ってください。
- 染める樹脂モデルは、洗浄し染料が浸透しやすいように予め水で濡らしておきます。できれば一晩つけておくと良いです。
- 樹脂染料SDNを原液1:水20の割合で作ります。
- 鍋に染料をいれてコンロで温めます。温めるのは色ムラなく染めるためです。とは言え熱すぎると樹脂が変形しますので変形しない程度の温度に押さえます。uPrintのABS樹脂の場合は70度以下と言われています。
- 温まったら火を止めて中に樹脂モデルを浸します。
- タイマーで5分つけておきます。この時常にモデルを動かして撹拌します。
- 時間になったらモデルを取り出し、水を張ったばけつに移します。
- これを2回行います。(薄くてもいいなら1回でも大丈夫です。)
ここに書かれたものは保証されるものではありません。またこの方法によっておこった事柄についてはすべて自己責任でお願いします。