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フランス・パリに在外研究したときの覚書をここに記します。
情報は随時更新中ですので不正確のものもあります。

基本情報

受入大学:パリ東大学マルヌ・ラ・ヴァレ校IMAC
滞在期間:2016年09月06日〜2017年08月31日

研究

個人研究

視察

学生指導

在外研究アルバム

https://www.facebook.com/kazushi.mukaiyama/media_set?set=a.10154632234309752.1073741856.605859751

生活

住居

  • 今回は入れ替わりで日本に来るフランス人研究者の住居を借りれることになったのでかなり楽だった。彼の奥さんは日本人なので調理器具も日本向きで助かる。
  • パリ日本館
    彼の住居に決まる前に応募していた。実は決まっていたらしいが、応募後に申し出があった上記の事情で選考発表前に辞退。この場所は有名で歴史もあり単身赴任なら便利。短期滞在で可能なら使いたい。

    参考:パリ日本館からボンジュール
    参考:パリ日本館だより フランス人とつきあう法
    参考:ジュルダン大通り7番地パリ日本館の窓から
    参考:「バロン・サツマ」と呼ばれた男―薩摩治郎八とその時代

携帯電話

  • iPhoneSE(メイン)とNexus5
  • Softbankは停止した。電話番号はキープ。
  • 保有しているプリペイドSIMは以下の2つ
    • Free
      9/7にRosny-Bois-PerrierのショッピングモールにあるFree Centerにて自販機で購入。人気らしくすごくならんでいたが、自分で出来るなら係員が必要ではないので別に並ばなくて良い。住所が必要。更新はネットでできる。レシートにアカウントとパスワードあり。
      一月€19.99(SIM代金が€10)、通話あり、データ通信50GB(LTE)、フランス国内の無制限SMS、EU圏内なら受信無料、送信は有料(2つ送って19セント)。驚愕なのは国際通話もかけ放題。日本へ電話したが追加料金はない(固定電話のみ携帯は取られた)。ただし遅延が激しい。ようするにIP電話じゃないかと思う。フランス国外の場合35日/年の間インターネット3Gで3GBの範囲で使い放題(これも日本は対象外で残念)。なにこれ最強。
    • VodafoneIE REDRoaming
      通話つき(+国番号をつけること)。ヨーロッパは一日€2.99、日本などアジアでは一日€4.99。ヨーロッパ周遊用に保持している。

      参考:http://yesppp.me/?p=2399

NAVIGO Decuverete

  • 交通ICカード。9/7に同僚のGaetan先生について来てらってNoisy-Champs駅窓口で直接購入。一月分その場でチャージ€73でゾーン1-5が乗り放題。毎月チャージする。
  • 普通のNavigoはカードに写真が印刷されていて一枚で済む。料金は同じ。
  • 有効期間は1ヶ月分ではなく、該当月分である。つまり、9/7から10/7でなく、いつ買っても9月なら9/01-9/30、10月なら10/01-10/31となる。該当月数日前からチャージ可能。期限が迫る(チャージ時期になる)と改札機が警告音を出すようだ。週単位も可能。
  • 注意。チャージ(Loading)は、クレジットカード認証コード入れた後始まる。認証直後にNavigoを機械から取ってしまってキャンセルになってしまった。
  • 注意。改札機で認証を受けるとそのカードはしばらく受け付けられない。これは複数の人間がその場で使いまわすのを防ぐため。自分には関係ないだろうと思っていたが、認証の後、改札機のドアが壊れて開かないというトラップ(笑)に引っかかる。しばらく待てばいいが急ぐときはすり抜けるしかない。こうやって現地の人の振る舞いに染まっていくのね…X_X

便利アプリ

  • Citymapper:移動に便利。運行不具合もでる。https://citymapper.com/paris
  • maps.me:オフライン地図。Googleマップはカタカナ表記を簡単に変更できないのでこちらを使っている。トイレが検索できる!
  • GoogleMap?:お店探しが便利、TripAdvisor?が意外と役に立たない。
  • monRER A:一番良く乗るA線の全列車の運行状況がリアルタイムで一覧できる。時刻表は目安にすぎないので助かる。ただしフランスのストアからしかダウンロードできない。
  • Google翻訳:必須。発音は最近リエゾンもするようになった。
  • Vivino:必須。ラベルを撮影すると自動的に評価情報を出してくれる。
  • Voyages-sncf:フランス国鉄のアプリ。チケットの購入やE-Ticketの表示ができる。
  • Yelp:国際版食べログ。使いやすい。https://www.yelp.fr/paris
  • LaFourchette?:基本予約することを前提にしたレストラン検索アプリ。Yelpに比べてお店探しはしにくいけど、語学講座の先生はおすすめだった。
  • Affluences:パリの各図書館の空き状況や待ち時間がリアルタイムで分かる。
  • AlloCin?é:フランスの映画案内アプリ。
  • Fondation Richard:マレ地区の画廊の開催状況が一覧できる。
  • Memrise 語学アプリ。毎日少しずつ宇宙船に乗って旅するゲーミフィケーションシナリオのアプリ。たまに間違いがあるのが玉に瑕。

お気に入りのお店

今はYelpにブックマークするようになりました。

食料および日用品

よく利用する順。

  • InterMarche?
    一番近いスーパー。会員カードは店頭でもいいがネットでもできるのでそうした。Mon Interというアプリでいろいろできる。カードのバーコードもこれで表示できた。
  • Auchan
    大型スーパー。品揃え豊富。会員カードは店員さんに聞くと貰えた。キーホルダーにつけれるカード2枚と普通のカード1枚のセット。あとで番号をネットで登録。登録後時間がかかるのでネットのアカウントは登録後暫く待つことになる。アプリもあるがフランスのストアからでないとダウンロードできない。セルフレジの読取機を駆り出す際はカードのバーコードをかざす。かざしたら使える読取機が光るのでそれを取る。チェックアウトは入り口の店員が品物を確認。そして印刷されるバーコードをかざして精算。
  • Picard
    冷凍食品専門。保冷バックが必要。ここのアプリもフランスのストアからでないとダウンロードできない。会員カードはないがWebサイトで25€買うと一割引のクーポンがもらえる。
  • Monoprix
    少し上品なスーパー。これにも会員カードとMonoprix et moiというアプリがある。入り口すぐのカウンターでカードを貰う。こちらは連絡先を書く必要があった。
  • 蚤の市
    • アリーグルの蚤の市
      開催日:火~日曜 7:00~13:30
      住所:Place d'Aligre 75012 Paris
      アクセス:Redru Rollin(メトロ8)から徒歩3分
      Le Balon Rougeや魚屋さんやMarchéがあるので、一杯飲んでから牡蠣や野菜を買って帰るというのがいい。
    • モントルイユの蚤の市
      開催日:土日月 7:00~19:30
      住所:Avenue de la Porte de Montreuil 75020 Paris
      アクセス:Porte de Montreuil(メトロ9)から徒歩5分
      古着中心。電化製品はおもしろいけどガラクタ。
    • クリニャンクールの蚤の市
      開催日:土・日・月曜 7:00~19:30
      住所:(ヴェルネゾン地区)140, rue des Rosiers 93400 SAINT-OUEN
      アクセス:Porte de Clignancourt(メトロ4)から徒歩5分
      アンティークおよび観光地。巨大。
    • ヴァンヴの蚤の市
      開催日:土・日曜 7:00~19:30
      住所:Avenue Georges Lafenestre et avenue Marc Sangnier 75014 Paris
      アクセス:Porte de Vanves(メトロ13)から徒歩5分
      アンティークおよび中古日用品。個人的にはヴァンヴが一番良かった。ここでコルク抜きを購入。他では15ユーロぐらいしてたがじっくり見て決めたお店で1ユーロで買えた。ソムリエセットだと8ユーロ。新品だと、やすいので5ユーロで木の柄の付いたちょっといいので20ユーロだったからたいへん満足。
    • その他
      フリーマーケット一覧サイト:https://vide-greniers.org/
  • ワインショップ
    そろそろスーパーで売っているやつもなんなので専門ショップに行ってみた
    • ラヴィニア
      住所:3 Boulevard de la Madeleine 75001 Paris
      営業時間:10:00~20:30 休み:日曜
      http://www.lavinia.fr/fr
      検索でトップに出てきたお店。平均50ユーロで、でも300ユーロ、1,000ユーロとか平気で置いててなにここ!?と思いつつ、スタッフの人と話してお手軽なワインを赤白それぞれ購入。試飲もできるワインもある。ちなみに日本語が通じる。それだけ日本人がよく買いに来るそうです。
  • 市場(マルシェ)
    結局細かい注文をする度胸がなかった(^^;

薬局

  • 昔の日本と同じで処方製なしの風邪薬も店員に聞かないと出してくれない。手にとって調べられないので割りと不便。持っていける薬は持っていったほうがいちいち聞かなくいいので楽。

日本食

  • KIOKO 日本食材スーパーマーケット
  • K-Mart 日本食材スーパーマーケット(韓国系)
  • なりたけ ラーメン店。こってりというか二郎系だと思う。一人だとカウンター席にすぐに入れてくれる場合あり。
  • 一風堂 ラーメン店。日本の味そのまんま。予約は出来ない。麺の硬さはずれがある。「針金」で「粉落とし」ぐらい。
  • こだわりラーメン ラーメン店。鶏ガラ系。麺はいいけど具はなんだかなと思った。内装が変わっている。

パン

基本外においていていいが1〜2日しか持たない。固くなる。固くなったパンは散歩の途中に鳥さんにあげている。

  • バゲット。焼き立てが美味い。ハーフサイズの場合 Une Demi Baguette.
  • バゲット・トラディシオン。Une baguette tradition. 普通のバゲットより値段は高いが遥かに美味しい。大学駅前のブーランジェリーのが一番のお気に入り。
  • パン・ド・カンパーニュ。少しは日持ちする。
  • Pain de campagne aux noix(くるみパン)がお気に入り。

大型家電品店

  • FNAC
    Chatet-Le-Halles駅の地下街FORUMにあるFNACが最大。ここには目的の小型プリンタもあった。また本やDVDのコーナーも充実していて落ち着いて買い物ができる。
  • DARTY
    同じくFORUMにあるが場所がわかりにくくあまり大きくない。

銀行口座

開設は結構難易度高し。アメリカはパスポート見せたらその場で、フィンランドは渡航前に開設できたんだけどなぁ。いずれもテロが問題になる前だけど。と言うかLCLは混んでて時間がかかる。(これは新年度が始まる9月だったからみたいだ。口座を閉じに8月末に行ったら空いていた。)CAISSE D'EPARGNEは早いけど維持手数料高し。

  • 選定
    結論、日本人行員のいるところが一番いい。
    • 家の近くの銀行(CAISSE D'EPARGNEとなんたらミュートラル)
      家主のFrancoisさんについてきてもらって訪ねたが、外国人の対応を基本した経験のあるスタッフがいなかったため即答を得られなかった。(後日可能の連絡)そこで以下の2つの日本人担当のいる銀行支店に問い合わせる。
    • CAISSE D'EPARGNE
      01 53 00 82 61(日本人スタッフ直通)に電話。すぐつながり丁寧に応対してもらった。開設の予約もすぐに出来た。しかし口座維持手数料が月8-13ユーロと高い。
    • LCL PARIS PYRAMIDES
      電話は全然つながらない、つながっても日本人担当ではないので、結局直接出向く。口座維持手数料が5ユーロ程度。しかし、人気なのか開設のための予約は2週間後となる。
  • 開設手順
    1.必要書類問合せと面談予約(9/30)。2.面談し開設。所要時間1時間(10/19)。3.手続完了連絡(10/25.SMSにて小切手帳, 10/27.郵便にてカード, 10/29.(間違って大家さんのところへ転送されていたけど)郵便にてオンラインバンキング通知)4.カードと小切手帳を受取(10/31)。5.ウマー
  • 海外送金
    楽天銀行を利用。口座維持手数料なし。オンライン海外送金。送金手数料が安い。一回の限度額100万円(手数料含む)
  • カルト・ブルー(La carte bleu)
    クレジット(デビット)機能付きキャッシュカード。カード会社はMasterにした。ユーロ建てなのでiTuneStore?のフランスも登録できる。面白いのはスーパーの買物でかざすだけで決済ができること。暗証番号を打たなくてもいいので楽で早い。ただし、かざしてすぐではなく機械の画面上にある4つのLEDがすべて点くまで待つ。また、この方法による利用額は20ユーロまで。
  • 口座を閉じる
    指定の紙に必要事項を書いて提出するだけ(8/23)。キャッシュカードと小切手帳と身分証明書(パスポート)も持っていく。アポ無しで直接LCL PARIS PYRAMIDESに行ってその場で完了。目の間でカードを切り刻んだり小切手帳を破いていた。8月中に閉じてほしいと伝えたが送金によって連絡とするらしい。ただ引き落としが本当にないか一ヶ月間は保持される。2017/09/26指定口座に返金されたことを確認。

日本においてきた車(カングー)

バッテリーを外して車庫に保管。

  • 自動車税
    廃車する(ナンバーを外す)手続きをすると自動車税はかからない。しかし、再登録および車検代を考えると廃車せず自動車税を払ったほうが若干安い。したがって廃車しないで置いておく。自動車税の支払時期には日本にいないのでオンライン振込みか家人にお願いすることになる。自動車税は車検が切れているけど大丈夫かというはがきが来た後、支払時期に請求がこなかった。
  • 任意自動車保険
    途中解約し等級保存のための中断手続き(海外特則)ができる。解約すると日割で金額が戻ってくる。中断証明書を発行してもらう。帰国後、再契約可能(電話のみ)。最短で翌日午後4時から効力発生。実は出国後この制度を知ったので、解約日は本人による電話をした日(10/26)からになりちょっと損しちゃったけど手続きは電話のやり取りなどでほぼすんだ。

帰国後、以下の手順で復活。

  • 自動車税納税。不在分も支払う。登録抹消するとナンバーが変わるのでどうかと思っていたがそうしなくてもいい方法もあったのかもしれない。出発前に納税先に問い合わせればよかった。
  • 車検。不在中に切れたのでディーラーにお願いするが部品交換発生。外国車なのでこの部品取り寄せに一週間待たされる。帰国前に連絡すればよかった。
  • 任意自動車保険再開。最初の出国スタンプを忘れてしまったが勤め先で証明書をだしてもらってなんとかなった。もろもろの書類を提出して再開。この際と思い他の保険会社の見積もりも取ったが等級が積み重なっているのはやはり強かった。
    参考: http://www.axa-direct.co.jp/auto/glossary/ta/07.html

よろず

教育

IMAC

  • IMAC概要
    パリ東大学マルヌ・ラ・ヴァレ校(Université Paris-Est Marne-la-Vallée)の工学高等職業学校(ESIPE:Ecole Supérieure d'Ingénieurs de l'Université Paris-Est Marne-la-Vallée)にある専攻(Filières)。IMACは(IMAGE, MULTIMÉDIA, AUDIOVISUEL ET COMMUNICATION)の頭文字を取ったもの本学における情報デザインコースおよびメディアデザイン領域に相当する。なお、ESIPEにはIMACを含めて全部で7つの専攻がある。ただしIMACだけはFilière sous statut étudiantという扱いである。これがなんのことを指すのか謎。
    参考: http://www.ingenieur-imac.fr/
    参考: http://esipe.u-pem.fr/filieres/
  • IMACのカリキュラム
    学年内容
    IMAC1前期基礎(科学と情報学1, デザインとメディア技術, 芸術, 文化と事業1)
    IMAC1後期基礎(情報学1, 工学1, 映像とメディア技術, 文化と事業2), 短期インターン(選択)
    IMAC2前期専門(情報学2, 工学2, メディア技術, 映像, 文化と事業3), Tutored projects(プロジェクト学習)
    IMAC2後期専門(科学と情報学1, デザイン, 芸術, 文化と事業4), Tutored projects(プロジェクト学習), 短期インターン(必修:2-4ヶ月)
    IMAC3前期応用(専門成果物制作, 文化と事業5) あるいは 海外留学
    IMAC3後期長期インターン(必修:4-6ヶ月), 個人ポートフォリオ(最終レポート)提出

    一日の授業時間は基本8:30から18:00(お昼休み12:30-13:30)。午後は15分ほどずれる日もある。
    2016-2017カリキュラム詳細 fileMaquettes_structures_2016_2017_Version Finale_rectifié le 02-04-2016.xls
    2016-2017学年暦 fileCalendrier_ESIPE_2016_2017_Global.pdf

  • 日本の大学学年との対応表
    フランスの高等教育制度は一省庁管理で一元化されているわけではなく複雑である。一般大学(Université)の場合、通常は学士3年、修士2年、博士3年となる。一方、技術(Engineer)系やグランゼコールは学士2年, 修士3年(呼び方は適当ではないが対応関係はこうなる)となる。技術系は、2年制の技術短期大学(IUT)にてDUTという学位を得たのち3年制のEcole SuperieureでEngineer School Diplomaを得る。グランゼコールは、2年制のグランゼコール予科(CPGE)に合格したのち3年制のグランゼコールに進む。IMACは技術系なので、短期課程を卒業して更に高度な勉強をしたい学生が、3年課程のIMACを含むESIPEに来ている。これは日本の短期大学(2年制)とその専攻科(4年制)の仕組みに近い。さらにそこから研究者を目指したい学生は博士課程に進むことになる。この場合は卒業前に研究室(lab)に訪れ、数ヶ月ほどインターンシップを受けることになる。これは企業への就職活動と同じ時期である。
    ただ、ニコのように1年ソルボンヌ大学で教養(DEUG)を受けてからUPEMのIUTを卒業してDUTの学位を取るケースもめずらしくないようだ。逆にIUTに2年いてDUTを取った後、1年で一般大学の学位Licenceを得て修士に行くことも考えられる。しかし、そんなこと考える人ははじめからIUTに来ない。
    したがって、ESIPEは就職希望者が多く博士後期課程進学者は原則いない。ただし、IMACだけは特殊で博士課程進学が数名いるそうだ。フランスはラボが大学(の教育課程)とは独立していて、修士卒業後の半年のインターンを経てラボに入るかどうかを決める。

    参考: フランス大使館の解説 http://www.ambafrance-jp.org/article4034
    参考: Wikipediaによるフランス教育の解説 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%95%99%E8%82%B2
    参考: 諸外国の高等教育分野における質保証システムの概要フランス(日本の大学評価・学位授与機構による報告書) http://www.niad.ac.jp/english/overview_fr_j.pdf

    時期(目安年齢)日本フランスIMAC
    春(18)高校3年Lycée-Tle(Baccalauréat)
    秋(18)高校3年B1-fall or CPGE1 or IUT1
    1:春 (19)B1前期B1-Spring or CPGE1 or IUT1
    1:秋 (19)B1後期B2-fall or CPGE2 or IUT2
    2:春 (20)B2前期B2-Spring or CPGE2 or IUT2(DUT)
    2:秋 (20)B2後期B3-fallIMAC1前期
    3:春 (21)B3前期B3-Spring(Licence)IMAC1後期
    3:秋 (21)B3後期M1-fallIMAC2前期
    4:春 (22)B4前期M1-SpringIMAC2後期
    4:秋 (22)B4後期M2-fallIMAC3前期(現在の交換留学時期)
    5:春 (23)M1前期M2-Spring(Master)IMAC3後期(Diploma d'Ingénieurs)
    5:秋 (23)M1後期D1-fall
    6:春 (24)M2前期D1-Spring
    6:秋 (24)M2後期D2-fall
    7:春 (25)D1前期D2-Spring
    7:秋 (25)D1後期D3-fall
    8:春 (26)D2前期D3-Spring(Doctorat)
    8:秋 (26)D2後期
    9:春 (27)D3前期
    9:秋 (27)D3後期

  • IMACの教員
    ほぼ全員が非常勤講師。つまりプロフェッショナルとして本業(研究者も別途ラボに所属している)がありその経験から学生に技能を教える。そのため全コマに毎回出席せず、初回にレクチャーをした後は次は2週間後に来るということもある。学生はそれまでに課題をこなす。
  • 現時点での未来大学生の短期交換留学可能性
    • 時期:M1後期がもっとも望ましい。IMAC3前期の授業を受けることが出来る。
    • 住居:キャンパス内にapartmentはあるようだが?
    • 主な問い合わせ先

フランス語講座

  • パリ東大学インターナショナルセンターの講座に参加。メールで案内が来たので登録。ビギナー(première)から。
  • 1ère(集中講義: 09/26-10/06までの月曜から木曜まで9:00から120分)
  • 2ème(週一講義: 10/24-12/12までの毎週月曜15:15から90分)
  • 3ème(週一講義: 01/30-03/20までの毎週月曜17:00から90分)
  • 渡された教科書に研究者と博士課程向けと書いていたがマスターコースの学生でも同様のクラスがある。

d.school Paris

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10154810481849752
http://www.dschool.fr/
https://www.youtube.com/watch?v=ECUB1wpsrJ4

  • 片桐学長の紹介で11/25に訪問。総合秘書のCatherine Bourreau女史に案内してもらった。
  • 滞在先のパリ東大学マルヌ・ラ・ヴァレ校のキャンパス内にあるデザイン思考を学ぶ大学院。Stanford大学のd.schoolと強く連携している。(後述)
  • 実体はÉcole nationale des ponts et chaussées(ENPC)というグラン・ゼコールのコースの一つに見えた。ただ、ENPCと建物を共有しているが、運営する省庁は別(ENPCは土木省?)となる。このあたり(各省庁が別々に教育機関を持つこと)はフランスの不思議なところで、この結果、パリ東大学キャンパス内では知る限り3つの理工学を扱う学部(ENPC,ESIEE,ESIPE)が存在していることになる。建物も共用で教員も兼任している場合が多く実に複雑。(^^;
  • 設立概略。現ディレクターのVéronique Hillen教授がStanford大学のd.schoolにサバチカルで滞在。フランス帰国後に国内でデザイン思考の必要性を掲げ、2009年に国民教育省からグラントを得て、2012年から開講した。
  • (かならずしも建築系の教育だけではない)グラン・ゼコール1年次2年次の教育課程を経た学生16名が3年次のd.schoolに進学する。
  • 3年次(最終学年)で企業と連携校ですすめる通年プロジェクトに参加し成果を出す。
  • 3年次(最終学年)はおよそ9ヶ月(10月〜7月)を通年とし、3つのステージ(inspiration,ideation,implementation)を学ぶ。ideationから学生4名と教員1名(コーチと呼ばれる)で構成される4つのグループになり、企業から提案されるプロジェクトに関わっていく。また、提携校もそれぞれのプロジェクトに参加しており、交流しながらプロジェクトを進めていく。
  • プロジェクトの具体例(2016-2017)
    • チーム1:学生4名、コーチ1名、企業Bosch、連携校Unimare(Italy)
    • チーム2:学生4名、コーチ1名、企業ネスレ、連携校Stanford d.school
    • チーム3:学生4名、コーチ1名、企業TarlerH、連携校京都工芸繊維大学
    • チーム4:学生4名、コーチ1名、企業Roland fanas、連携校Aalto大学(Finland)
  • 連携校へはSkypeなどの定期的なオンラインミーティング以外に2週間ほど現地に滞在する。もちろん受け入れもしている。渡航費は企業が出している。
  • 学生の卒業後の進路は大きく3つある。関わった企業へ入社。自分で起業。博士後期課程進学。(ただし、d.school Paris自体は現在Ph.Dコースを持っておらず持つことを熱望しているようだ。(まぁ単年度で学生総入れ替えでは深い成果を出すのはなかなか難しいですよね。))
  • 基本的には学外活動が多い。学内では木曜午後に全体ミーティング。また週に一回コーチとのミーティング。その他は自主的にブレインストーミングなどを行っている。
  • この企業や他大学との連携に関してはd.school Parisが率先して行っているというより、Stanford大学d.schoolをハブにしてd.school global networkなるものあるようで、その繋がりがこういったプロジェクトを生み出しているようだ。(FABLABに似ているかな。あちらは草の根&ボトムアップ型ですが)

ビザ

研究者向けはVISITORビザと研究者ビザの2種類ある。今回は向こうで授業を持つので研究者ビザ。違いは以下の通り

  • 研究者ビザ
    • フランスからの給与あり
    • 大使館への提出書類が少ない。
      (提出する書類自体は同じだが。保険の証明などは大学を通じて提出するので大学共済を持って健康保険証明にした。)
    • 受け入れ大学からコンバンション・ダキュイを貰えれば後は楽。
      県庁のスタンプをもらうのに時間がかる。
  • Visitorビザ
    • フランスからの給与なし
    • 大使館への提出書類が多い。
      健康保険などは海外向けに加入することが指定されている。それらすべてを用意することが煩雑。

  • 申請
    • 東京のフランス大使館のサイトで予約を取る。(あとで変更可能)
    • 8/19に直接行って以下を提出。
      特に何も言われなかった。どの程度で届くか聞く。「わからない(=約束できない)」と笑顔で言われるが「まぁだいたいでいいよ?」と聞くと9/1との返答。
      • パスポート
      • 証明写真
      • コンバンション・ダキュイ
      • OFIIの申請書類
      • 申請料金
      • レターパック赤
    • 9/1に発送確認。9/2午後に自宅にビザつきパスポートが届く。
      9/5の出発までに届くか心配だったがレターパックは早い。
  • 有効化
    • 9/6夜に到着後、9/8に以下を郵送で提出(書留にするのを忘れた)
      • OFIIの申請書類(レターパックに同送されていたスタンプされているもの)
      • パスポートのコピー(ID、VISA、スタンプの各ページ)
    • 返事が来ないので9/27に郵送で再度提出(今度は書留:lettre recommandée avec avis de réceptionで送った。)
      • OFIIの申請書類にサインなどを記入するの忘れていたのでコピーに署名。
      • カバーレターを追加。
    • 09/30に郵便局から受取書が届く。
    • 10/06午前にOFIIから受取証明書が届く。しかし面談日の連絡は来ない。またeメール不達のトラブルか?
      • 10/04付で09/08に受け取ったという証明書。(^^;
    • さらに呼び出しが来ないので10/18に郵送で問い合わせ状を提出(今度も書留で送った。)
    • 10/20にようやく呼出状が郵送で届く。11/07 13:00にOFIIクレテイユに来なさいとある。10/18付なので問い合わせ状は入れ違いかな?
    • 10/24に携帯に確認の電話がかかってきた。入れ違いになった手紙を気にしてくれたのかな?11/07 13:00であることを確認。はじめフランス語だったけど英語でも応対してくれた。
    • 11/07にOFII CRETEILに訪問。スタンプを貰って無事に有効化を完了!面接自体はものの3分で終了。

添付ファイル: fileCalendrier_ESIPE_2016_2017_Global.pdf 17件 [詳細] fileMaquettes_structures_2016_2017_Version Finale_rectifié le 02-04-2016.xls 10件 [詳細]

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Last-modified: 2017-09-30 (土) 18:52:06 (2416d)