■卒研アイディア出し   
  
date : 2007/05/29
  
   ミュージアムで実験してみて

  • きれいだった
  • もっと反応を分かりやすくする必要がある
  • 背景は白より黒の方が望ましい(ミュージアムの床が暗色のため)
  • 水に直接触るのはどうか?
    ⇒手は濡れてしまうが、自分の手で水面に映る映像が歪ませるのは面白い
  • 水を使わずにプロジェクターで水面の映像をバケツに投影してはどうか?
    ⇒水に触れた感触がないから、自分が映像を動かしてる感覚にならない?


  • ※フィードバックは大事!   

   たらいに手を突っ込んだ状態での人の行為ピックアップ

  • つっこんで、その後どうする?
    •    
    • かきまわす(一本指で) *
    •    
    • かきまわす(手全体で) *
    •    
    • なでる *
    •    
    • 水面をたたく *
    •    
    • すくう
    •    
    • こぼす
    •    
    • にぎる
    •    
    • 何もしない


  • その時の水の状態はどう変化する?
    •    
    • 流れができる(うずまき、S字、縦)
    •    
    • 水が飛び散る
    •    
    • 波ができる

    映像を投影した水 + 人の動き ⇒ 水の感触 + 音の変化 + 映像の変化

  • 何ができるか?
    •    
    • 水槽 (魚 波 泡)
           水中に1匹の魚(めだか?)が動いている。静かに泡が出て、静かに音が聞こえる。
           手(もしくは用意された小枝)で水面を揺らすと、触れたところから波紋が広がる。
           泡の音と人が手で奏でる波紋の音が合わさって音楽ができる。

           魚に触れてみたい(人が水に手を入れる要因)、
           魚によって水面に動きができる(初期段階で動きがわかる)という理由から
           水の中に生き物を入れた。

    • 水たまり (水たまり 日常の風景)
           晴れた日の空、雲が映っている。鳥の声、自動車の音などが聞こえる。
           手(もしくは用意された小枝)で水面を揺らすと、触れたところから波紋が広がる。
           水面を揺らし続けると、波紋から雨に変わり、雨が降り出す。音は雨天時のもの。
           しばらくそっとしておくとまた晴天になり、音もまた変わる。
    •   
    • 金魚 (赤金魚 黒金魚 オルゴール)
           水面にバーと赤黒1匹ずつの金魚が時計回りに動いている。赤が黒に追っかけられている。
           金魚がひとまわりしてバーに触れると、水の滴る音がする。
           人が金魚に手を触れると金魚が分裂し(小さく数が増える)、
           バーにそれらの金魚たちが触れて様々な音が奏でられる。
           しばらくすると、小さな金魚たちは自然に消え、音も消える。

      ※関連作品 岩井俊雄 《メディア・テクノロジー〜7つの記憶》     
    •   
    • 灯火 (水の中に灯る火)
           水面を覗くとふんわりと一つの火が灯っている。火は少しずつ色が変化している。
           何もしなくてもゆらゆら微妙な変化があるだろうし、手で水面を揺らしても変化は起こる。
           手で火(つまりは水面)を揺らすことで火は消えそうになるが、消えはしない。
           音も水面を揺らすことで消えそうになるが、消えはしない。

    •    * * *
        
    • 顔 (出てきた顔を倒せ)
           水面を覗くとあやしい顔が。
           あやしい顔はなくしてしまいましょうと、手で顔を水面をかきまわす。
           激しくかきまわせば悲鳴を上げながら顔が消え、また別のあやしい顔が出てくる。
           音楽と関係ないですね(笑)

  

   傘にまつわる人の行為ピックアップ

  • 傘を持って、その後何する?
    •   
    • まっすぐ持ってさす
    •    
    • まっすぐな状態でくるくるまわす
    •    
    • 上下に動かす
    •    
    • 傘を体と平行にさす
    •    
    • 傘を閉じる
  • その時の雨はどう変化する?
    •    
    • 傘の面に雨が当たる(ポツポツ、ポポポポ、ボタボタ)
      ※雨の量によって音が変化する
    •    
    • 水が飛び散る

  • 何ができるか?
    •    
    • 雨の傘 (日常ではありえない 差すと雨が降る)
           傘が床面に開いた状態で置いてあり、すぐ隣の床には晴れた青空が映っている。
           (ピチャン…ピチャン…雫が垂れる音)
           人が傘を持ってその空の下に入るととたんに雨模様に変わる。
           (ポツ…ポツポツ…ポトポトト、ザァー…)
           傘を閉じるか床から離れるかすると晴れる。
           傘をくるくるまわすと傘にあたる雨粒の音が変化する。
           (ザァァアー…ポッポポポ…ペペペ)
    •    
    • 雫の傘 (雫だらけの傘)
           傘が床面に開いた状態で置いてあり、すぐ隣の床には雨の日の水たまりが映っている。
           傘を持って水たまりに入ると、傘(つまり影)の部分だけ雫がびっしり。
           傘をくるくるまわしたり動きを与えると雫がはじけて軽やかないろんな音がする。
           しばらくするとやっぱり傘に雫がびっしりと…。
           傘以外の床面は最初とずっと雨の日の水たまりの映像が。
           雨の音と雫が飛び散る音のコラボ。
    •    
    • バカンス (傘を開くととたんにトコナツ)
           傘は雨の日に差すもの。
           でも、傘を差してトコナツ気分に浸ることができてもいいでしょう。